「日貫大元神楽フェスティバル」
石見神楽鑑賞を目的とした中国地方への旅、三日目は邑智郡邑南町の日貫(ひぬい)公民館で「日貫大元神楽フェスティバル」を観る。
“石見神楽”は速いテンポ(八調子)のお囃子をバックに舞手が舞うのが特徴と言われるが、その起源はもう少しゆっくりのテンポ(六調子)のお囃子で舞われる“大元神楽”にあるそうで、邑南町ではその六調子の大元(石見)神楽が現在に受け継がれている。
二年前に初めて石見神楽を観て以来、八調子の石見神楽ばかりを観てきていて、六調子の神楽を観るのは今回が初めてだ。
会場の日貫公民館へ着いたのは予定よりだいぶ遅れ、既に最後から二番目の演目が始まっていた。公民館の外では、観客向けのおでんや焼き鳥などの出店ももう店じまいを始めていて、急いで舞台のある体育館に向かう。
広い体育館の中には二百人くらいだろうか、地元と思われる老若幼男女が思い思いの格好で神楽を観ている。中には朝からの長時間の鑑賞に備え“座椅子”持参で観ている人も。
で、始めて観た大元(石見)神楽、六調子は能や雅楽のようなゆったりとしたテンポかと思っていたら、八調子より少しゆっくり目、みたいな感じのテンポで、八調子の石見神楽と同じように楽しめた。
大元神楽を楽しんだ後は、今回の旅で最後の石見神楽鑑賞となる「石見の夜神楽定期公演」を観に、益田市にある島根県芸術文化センター“グラントワ”へと向かった。





























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