大沢温泉菊水館
冬の東北への旅、流石に車内泊は厳しいので、今回は全て宿に泊まることにした。
で旅の一日目は岩手県花巻市の大沢温泉に宿を取った。
大沢温泉は幼い頃の宮沢賢治が父親と共に何度も訪れたことがあるそうで、その頃の面影を残す自炊部、“曲がり橋”で川を渡った対岸にある茅葺き屋根の菊水館、近代的な山水閣の三つからなっていて、今回うちらが泊まるのは菊水館。
菊水館に着いたのは小雪が舞い薄暗くなった5時過ぎ。さっそく出迎えの方が現れ「荷物をお持ちしましょうか」とくる。こういう温泉旅館に普段来ることのない自分たちは、する必要の無い遠慮をついしてしまったのだが、玄関から部屋までは遠慮せず荷物を運んでもらう。
大沢温泉へは日帰り入浴を含めて三回目の訪問だが、宿泊客、湯治客、日帰り入浴客の区別なく歓迎、接客してくれる従業員の方たちには、当たり前なのだろうが毎回感心する。
一泊の短い滞在ながら、大沢温泉の名物、川沿いの混浴露天風呂こそ入り損ねたものの、2箇所、3回の入浴と宿の夕、朝食、菊水館の昔ながらのガラス戸の入った窓からの豊沢川の雪景色を楽しんだのだった。





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