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2008.07.09

芳薫『特別純米酒 中取り生』

芳薫『特別純米酒 中取り生』

芳薫『特別純米酒 中取り生』

芳薫の『特別純米酒 中取り生』(馬場酒造場、佐賀県鹿島市、720ml、1470円)を開ける。


この酒は、しばらく前に井田屋酒店の冷蔵庫に陳列されているのを発見して以来、ずっと気になっていた酒。まだまだ売り切れないだろうと買うのを我慢していたのだが、今日、意を決して購入。


『芳薫』は今年の三月に九州を旅した際に、佐賀県鹿島市のスーパーで見つけ買い求めた日本酒、『能古見(のごみ)』と同じく馬場酒造場で造られる日本酒だ。


九州で偶然出会った『能古見』を造っている蔵元の酒と伊那の地で出会い、これはまた何かの縁だろうと思い、買わなければと思っていたのだった。


家に帰ってきて晩飯の時に、いつものように飲んだことのない酒を開ける時の期待と、少しばかりの不安とが入り混じった心境になりながら栓を開けた。


最初の一杯は結構冷えた状態だったが、一口目だけほんの微かな炭酸らしきものを舌の先に感じる。


酒の味は、蔵元の商品紹介のページの説明書きにあるとおり甘口だ。しかし『北安大國』のようなこってりとした甘さではなく、優しいというかあっさり目の甘さ。しかし自分の好みのほぼど真ん中、思わず頬がゆるんでしまう。


飲み比べで冷蔵庫にまだ残っていた『菊姫 先一杯(まずいっぱい)』をお燗する。こちらは燗した酒を注いだグラスを口に近づけると、香りというか臭いが鼻につき、人によっては抵抗を感じるかもしれない。


口に含んでも鼻に抜ける臭いに、先ほど感じたものと同じものを感じるのだが、それを克服した先には至福が待っている。


こってり系の料理、今日はニシザワで半額セールしていた寿司のイクラの軍艦巻き、と一緒に口に含むと、口のなかで料理と酸味のある酒とが渾然一体となりハーモニーを奏でる、って赤面するような表現だな(笑)…。


今日は甘口、旨口の日本酒の美味さと、甘口の酒を好む自分の嗜好を再確認した。


芳薫 特別純米酒 中取り生
【容量】1800ml、720ml
【特徴】圧力をかけない部分だけを取った数量限定のお酒です(6月)
【アルコール度数】15.5 %
【日本酒度】-1
【酸度】1.8
【アミノ酸】1.3
【原料米】佐賀の華
【精米歩合】58 %
【甘辛濃淡】甘濃
【飲み方】冷やして、常温

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