『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
土曜日の夜、J-MAXシアターで『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を観る。
シアター6(93席)にカップル2組に自分の合わせて5人。
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』はなんでも2007年カンヌ映画祭のオープニング作品だそうで、2006年カンヌ映画祭の審査員長を務めたウォン・カーウァイが監督、全世界で何千万枚ものアルバムを売り上げているノラ・ジョーンズという歌手が主演している。
以前、この映画の予告編を観たときは、映像の質感から、『パリ、テキサス』を思い出した。実際この映画では音楽をライ・クーダーが担当している。映画のストーリーもラブ・ストーリー的でもあるし、ロード・ムービー的でもある。
映画はノラ・ジョーンズ演ずるエリザベスが、失恋から立ち直るためにニューヨークから旅に出て、300日と何千マイルを経てニューヨークに戻る。失恋したばかりのエリザベスを慰めてくれた、カフェのオーナー、ジェレミーが焼く甘酸っぱいブルーベリー・パイを求めて。
“2人の人間を隔てる距離は見た目には僅かでも、時として彼らの心はひどく離れている。「マイ・ブルーベリー・ナイツ」はその距離を様々な角度から描いている。私はそうした隔絶感を象徴的に、また、ありのままに探求し、それらを克服する道のりを描きたかった。――ウォン・カーウァイ”(公式パンフレットより)
しかし、ひがみではないが、こういう映画はカップルがデートで観る映画ではないな。一人で観て、それで誰か恋しくなったら、その人に逢いに行く、ロード・ムービーってそんな映画だと思うんだが。
久しぶりの映画だったが、暗闇の中、椅子に身を沈めスクリーンを見つめているのはとても安らぐ時間だった。
既婚者、いつでも逢える恋人がいる人よりは、好きな人に逢いたくてもなかなか逢えない男女にお勧め。星三つ、★★★、っていったいどういう基準なんだ?


































































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