


土曜日、「鮎正宗酒造」へ向かう前に、地元の飯山市、っていっても自分の実家があるのは隣村だが、にある酒蔵「田中屋酒造店」へ寄る。
年末に飲んだ『水尾 活性生 あら搾り 純米にごり酒』が美味しかったんで、他の酒も試してみることに。
「田中屋酒造店」は平成19年には全国新酒鑑評会で金賞、関東信越国税局酒類鑑評会で優秀賞受賞と、最近になって酒質が向上しているようだ。
それら受賞酒は、全国の蔵が鑑評会で金賞を受賞するためにこぞって使う酒造好適米『山田錦』ではなく、長野県木島平村産『金紋錦』を使っている。ひょっとしたらこれは凄いことかもしれない。
ちなみに『金紋錦』は『山田錦』と『たかね錦』の交配品種で、全国でも木島平村でしか栽培されていない酒造好適米で、いわば“幻の酒米”。
『金紋錦』は以前はその全量が石川県金沢市の「福光屋」という酒蔵に引き取られていたようだが、最近になって「田中屋酒造店」でも酒造りに使えるようになったらしい。
今回買ったのは、『純米吟醸 槽口生 水尾 紅』(720ml、1733円)と『特別本醸造 水尾 ひやおろし』(180ml、410円)。
「田中屋酒造店」は仕込みに野沢温泉村の「水尾山」の麓の湧き水を使っており、『水尾』という銘柄はこれに由来する。
『水尾 紅』も木島平村産「金紋錦」を100%使い、49%まで精白して仕込んだ純米吟醸の無濾過生原酒。
申し訳ないが、以前の「田中屋酒造店」の『金瓢養老』のイメージがあまり良くないので、期待半分、不安半分で『水尾 紅』を開けて飲んでみたが、その結果はとても満足のいくものだった。
瓶のラベルには、“『水尾 紅』は全国的にも希少品種である長野県木島平村産金紋錦を100%使用した、純米吟醸の無濾過生原酒。華やかな香りと、幅のある味わい、純米吟醸生原酒ならではのコクの深さを併せ持つ、「紅」の色のようなあでやかな味わいのお酒です。”とある。
酒を嗅いでも吟醸香はしないが、口に含むと微かに香りと酸味が感じられる。柔らかではあるが、ラベルにあるように味わいがあり、また、原酒らしいアルコール感も感じるのだが、嫌な感じはせず、後味が非常にすっきりしている。
値段がそれなりなので、コストパフォーマンス的にはどうかと思うが、酒の味自体は人にも勧められるものだと思った。
『夜明け前 吟醸しぼりたて生』に替えて、月曜日の飲み会で出す酒に加えることにしよう。
株式会社 田中屋酒造店
住所:長野県飯山市大字飯山2227
電話:0269-62-2057
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